« 『人間栄養』を改めて考える | トップページ | 患者さんの想いを知る(保健指導編) »

2019年4月30日 (火)

平成から令和へと時代が変わる中で ~疾病を改善する影響を与える成分が含まれる食品開発の勢いを眺めつつ~

元号が「平成」から「令和」へと変わる時間の中で、ブログを書きます。
平成の時代は、それまでよりも社会の流れも早く、様々なことがありました。。。

その中で、細谷先生から「人間栄養」と言う言葉を教えていただき、
そして「人間栄養」を実践的にするため、
こうやって考えて実践していくバトンを受けたのも「平成」の間のことです。

少し話を変えます。
日本には平成30年4月に施行された「臨床研究法」という法律があります。
新薬開発の際の臨床試験を行う際に、
そのモニタリング・監査の実施、企業からの資金提供などへの管理等に対し、
法による規制が入ることになったものです。

この法規制は、ある高血圧治療薬の臨床試験時の不正問題等が社会に明るみに出て、
国民の信頼を大きく損ねてしまったことなどの社会問題がきっかけとなったと言われています。

施行から1年経ったところで、内々ですが現状を聞く機会がありました。
新薬開発には臨床試験でも、今以上にお金も手間がかかることは、
この法律施行時にも言われていたことかもしれません。
さらに、
対象が、「薬」以外にも、「疾病に対し改善効果を狙った食品」の臨床試験に対しても及ぶらしい?ということだそうです。
ただしこの判断は、まだ都道府県間でも曖昧らしく、いろいろな事例が出てくると形になってくるのかもしれないし、
わざと曖昧なままにしておくのかもしれませんね。

つまり結果として、
コストをあまりかけずに、
「健康的」を訴求する食品を開発しようとすると、
企業としては、この法律の規制対象にならないように、
「疾病ではない」人々に対する「食品」を開発することになりますよね。

機能性を持つ食品の開発は、この法律の施行に伴い、更に魅力的な市場に見えるようになるのかもしれません。
しかし、既に飽和状態に近づいているとの噂もチラホラ出ていることも、耳にします。

さて、人間栄養の考え方からしたら、あまりにも健康訴求の食品の情報だらけで、
人々を振り回さないで欲しいなぁと思いますが、社会の流れはそちらの方向へ動いています。

そんな時に、私たちは、人々にどんな言葉をかけてさしあげられるのでしょうか。
単に、人々のヘルスリテラシーを上げればよいなどと、言いきれるほど容易いことではないと思います。

「平成」から「令和」に変わるこの時に、
「すでに起こった未来」から1つ問題提起させていただきました。
この先は、私たちの行動で変えることができる未来なのだと思います。

”えいようさん”のゆうさん

 

« 『人間栄養』を改めて考える | トップページ | 患者さんの想いを知る(保健指導編) »

活動のこと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 『人間栄養』を改めて考える | トップページ | 患者さんの想いを知る(保健指導編) »